民俗の奏(うた)

この作品を描く理由となったのは、イタリアへ取材旅行に出かけフィレンェツェなどを見、またミケランジェロなどいろいろな美術に触れ、あまりの素晴らしさに、この建物(ミラノ座)をバックに、今まで考えていた西洋の文化と東洋の文化の融合を描けないかと思ったことである。しばらく悩み、人間(西洋)と人間(東洋)のどこが違うのか、同じ人間なのに、と考えるうちに、宗教が違うと思った。日本の場合は単一民族であるが、民族が違えば、イスラム、キリスト、そして仏教など宗教も違う。ではどうして戦うのか、平和を愛せないのか、宗教は宗教としてお互いに分かり合えないのか、それがだめなら、せめて生まれた土地、生活、生き方を互いに尊重出来ないものか、と思った。
そこで私は、西洋のオペラを私なりに「人間の尊厳」としてとらえ、歌により訴え「武器を持たない心の訴え」を世界の人々が奏でるようにならないかなと思い描いた。

藍緑会銀座展(銀座・Meets Gallery)

作者

佐々木義文

商品名

民俗の奏(うた)

価格

非売品

サイズ

53.0×45.5cm

技法

油絵

サイン

有/表

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